新年のごあいさつ

あけましておめでとうございます。
テスクより謹んで新年のご祝辞を申し上げます。
旧年中は、多くの方に一方ならぬ御高配にあずかり誠にありがとうございました。
本年も何卒ご指導、ご鞭撻の程よろしくお願いいたします。

代表取締役社長 梅田源より
新年のごあいさつを申し上げます
あけましておめでとうございます。
皆様には、2017年も大変お世話になりました。今後もご愛顧いただきたく、よろしくお願いいたします。
政権批判することを前提においている新聞・テレビでは、企業は設備投資を抑えているし景気回復の実感が出ていないという報道がなされています。とはいえ、上場企業の半数以上が増収増益の好業績を出していますし、弊社のお客様・パートナー様でも堅調な業績を出されている会社が多いです。物流・プロセスセンター、店舗、情報システムへの設備投資も活発に行っておられるお客様がたくさんいらっしゃいます。人件費についても昇給やボーナスUPをされている会社が多いです。小売業様はパート・アルバイトの時給を大幅に上げていらっしゃる会社が多く、人件費が負担になっているという声もよく耳にします。私どものシステム開発業界では、エンジニアの給料はこの2、3年で確実に上昇しています。ついこの間まで「きつい・帰れない・給料が安い」の3K職場といわれたシステム開発業界がクリーンな業界になりつつあります。
少なくとも私の見えている範囲では、確実に景気が良くなっている実感はありますし、設備投資も昇給も労働環境の改善もされていると感じます。
ただ、格差の拡大は、今以上に大きな社会問題になっていくように感じます。所得格差によって教育格差が生じることなく、意欲と能力のある人ならば豊かになれる社会である必要はあると思います。世間ではそれほどフォーカスが当たっていませんが、採用活動をしていると年々仕事に対して意欲の高い人の数が減っているように感じます。新卒の学生は上昇志向に乏しい人が多いなぁと感じますし、中途採用の候補者も、テスク社員の一部も、「怒られないために仕事する」・「立場が悪くならない程度に頑張る」という志向の人が以前より増えているように感じます。このような上昇志向の低さが、格差拡大を助長しているように感じます。
さて、2017年のテスクは、卸・メーカー向け販売管理システムGROWBSシリーズの最新版”GROWBSⅢ”の正式リリースと初受注、24時間365日保守サポートサービスの提供開始、数多くのCHAINSⅢ+(プラス)新規顧客の獲得とシステム本稼働の成功、クラウドビジネス比率の大幅な向上、ホームページのリニューアル・採用ホームページの新設など、堅調にビジネスを進めることができました。
システム開発業界は空前の好景気ですので、今のご時世ならば、誰が社長をやったって、ほどほどの利益は出せる時代です。そのようなご時世ではありますが、テスクでは新製品・新プラットフォーム・新サービスに積極的にチャレンジし、身の丈以上の積極的な先行投資をしている中で、堅調な業績をあげられています。支えてくださっているお客様、パートナー様、テスク社員の皆さんに改めて深くお礼を申し上げます。
その一方、流通業のお客様に対して、より高機能・高品質なソフトウェア・サービスをご提供していくにあたり、以下のような課題もございます。
・技術職の要員数の全般的な不足
・業種特化型のシステムベンダーとしての競争力強化に欠かせない製品開発投資・研究開発投資が、期初計画通りには進められていない
・円滑な世代交代を図っていくための次世代リーダーの育成が想定よりも遅れている
社会情勢・経済状況に業績が左右されることなく、より良いサービスを安定的にご提供するために、2018年も奇をてらうことなく地道に上記課題の解消に取り組んでまいります。
皆様には、引き続きお引き立て・ご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。
株式会社テスク
代表取締役社長 梅田 源