第6回テスクカフェ|中途SE部長×若手・中堅SE編 -外から見たテスクとは?-
取材日:2026年6月30日
人事総務部主催の社内イベント「テスクカフェ」。
この日は流通導入部長のKさんと、小売導入部長のOさんをゲストに迎え、第6回目を開催しました。
これまでのキャリアから若手時代エピソード。
そして中途入社の2人だからこそ語れる「外から見たテスク」。
新卒入社の若手社員が熱心に聞き入る様子が印象的な1時間となりました。
その様子をお届けします!
中途入社だから語れる。
テスクの「製品と開発体制」
事前アンケートで若手社員から寄せられた「中途入社だから感じる、テスクの強みや開発体制の特徴は?」という質問をきっかけに話がスタート。
「自社製品がある」ということの強さ
Oさん:
流通業に特化していること、そしてパッケージを持っていることがテスクの一番の強みだと思います。
「CHAINS」も最近どんどん良くなってきているなと感じていて、さらには新バージョンの開発も進んでいる。
外から見た時に「これがうちの製品です」と言いきれる会社は強いと思います。
Kさん:
前職は物流のWMS(倉庫管理システム)の会社で、パッケージという概念がなかったんです。
どういうことかというと、お客様ごとに専用のカスタマイズを入れた「枝」がある状態で、新しいお客様には一番近い枝をベースに対応する、というやり方をしていました。
お客様には「あなたの業務に一番近いものを安価で提供できます」というメリットがある。
受注もしやすい。
でも問題は、枝がどんどん増えていくので、全体を把握している人がいなくなっていくんです。
長くいる人は知っているけど、新しい人には全体が見えない。
基幹システムという長期利用を前提としたシステムにとって大きなリスクです。
テスクは「GROWBS」という一本のパッケージを軸に、みんなが同じものを育てていく形。「CHAINS」も同様。
「これがうちの製品です」と全員が言えるのは、シンプルに強いと思います。
複数のお客様に共通のアップデートを同時に届けられることも、大きなメリットです。

製品の進化スピードについて
Oさん:
正直に言うと、世の中の変化に対するアップデートのスピード感は、前職と比べると違うなと最初は感じました。
前職はアジャイルで開発していて、毎週のようにリリースできていたので。
ただ、AWS移行をはじめ今まさに変わろうとしているのも肌で感じています。
「CHAINS」が「古臭い」というイメージも最近変わってきていると思いますね。
Kさん:
前職ではお客様の声が入ったらすぐカスタマイズして、次のお客様へ展開する、というサイクルを回していたんです。
チームも業種別に分かれていて(アパレル向け、食品向け、医薬品向けなど)、それぞれが競うように機能を追加していく。
スピードは速いし、機能は豊富になる。
ただ、前述のように「全体が分かる人がいなくなる」という問題も出てきます。
テスクが一本のパッケージを守り続けているのは、一見地道に見えるけど、実は長期的に強い形だと思います。
Oさんも話されている新バージョンへの移行が進めば、パッケージを守る良さはさらに発揮されそうです。
データセンターで管理していたプライベートクラウド構成を、パブリッククラウドベースに変えていくことで、開発・リリースのサイクルも変わっていく。
確実に進んでいる変化だと思います。
若手時代の「大失態」から学んだこと
今回特に盛り上がったのが、Kさんの若手時代の「大失敗エピソード」。
客先の業務に直結するシステムを動かしているからこそ起きる、リアルなトラブルの実話。
若手社員の表情が一変した場面でした。

Oさん:
一番ドキドキしたのは1社目の倉庫管理システムのバグです。
在庫が狂ってしまって、引当てができなくなり出荷が止まりました。
トラックは待っているのに物が出せない。
結局、個人配送業者を20台チャーターして運んでもらいました。
個人配送業者の料金、皆さん知っていますか?とても高額なんです・・。
自分が作ったシステムが原因で大きな損害や迷惑をお客様にもプロジェクトメンバーにもかけてしまった時のあの感情は今でも忘れられません。
2つ目は2社目の会社。発注処理のバグがあり、二重発注を発生させてしまいました。
ドラッグストアにティッシュやトイレットペーパーが2倍届き、お店のバックヤードに入りきらず階段の上に積み上がるような状況。
お客様側がすべて売り切ってくださいましたが、ものすごく申し訳なかったです。
Kさん:
私の大失態は、通販の仕組みを開発していた時です。20代でした。
自分が作ったシステムにバグがあり、支払いバーコードの期限日が間違った状態で配送されてしまうという事件を起こしました。
気づいた時点で即日中に全回収・封入し直しをしなければならない状況に。
プログラムを書いたのは自分。
社内から20〜30人を集めて倉庫で徹夜作業をしました。
あれは今でも夢に出てきます・・(笑)
Oさん:
Kさんの話を聞いて、自分のトラブルは「可愛いもんだ」と思いました(笑)
もしかすると周りに守られていたからこそ、そこまでの事態にならなかったのかもしれませんが・・
ただ、逆に思うんです。
自分が作ったシステムが止まった時に何が起きるか、その感覚を若いうちから持ってほしい。
その感覚があるかどうかで、仕事への姿勢が変わると思います。
20代のうちにやっておくべきこと
Oさん:
20代の頃は、プログラムをただ作るだけじゃなくて、工夫して考えながら作っていました。
2〜3年後の改修時にどう読めるかまで描いてから設計すると作りがいがあって楽しかったことを覚えています。
そこから出てくる発想が、今の自分の引き出しになっていると思います。
もう一つは、幅広い知識を身につけること。
ネットワークやサーバーの知識はプログラムを書く時には直接必要ないかもしれない。
でもお客様先で「お客様が言っていることが理解できる」状態になっておくことが信頼の出発点になります。
AWSをはじめとするパブリッククラウドやその中で提供される各サービスの学習は、今後のテスクの開発環境に直結するのでぜひやってほしいです。
データセンターを実際に見学に行くのも強くおすすめします。
実物のサーバーラックを見ることでネットワークの理解が一気に深まります。
Kさん:
私もOさんに同意ですね。
20代の頃はとにかく手を動かして開発をして、足りない知識があれば勉強して・・・を繰り返していました。
若手時代のその時間が、今の自分の土台になっているんだと思います。
参加者からの質問
業務を進める上で、優先順位の付け方は?
Oさん:
一番面倒くさいタスクから先に手をつけることをおすすめします。
簡単なものから片づけたくなる気持ちはわかりますが、本当にヤバい問題は大体そこに隠れています。
自分で説明できないもの、聞かれても答えられないものが怪しい。
「なんかにおいがする」と思ったらまずそこに飛び込んでいく感覚です。

お客様と関わる上で必要なスキルは?
Kさん:
「幅広く浅く」引き出しを集めることです。
プログラムだけでなく、流通業務の知識、サーバー・ネットワークの基礎知識も持っておくと、お客様先で「お客様が言っていることが理解できる」状態になれる。
それが信頼の出発点です。
自分で勉強したことが正しかったという手応えにもなるし、お客様からの信頼にも繋がります。
若手に伝えたいこと
Oさん:
一つは、テスクという良い環境で仕事をさせてもらっていることへの感謝を忘れないでほしい。
次に、より主体的に動いてほしい。
タスクをこなすだけじゃなくて、2〜3手先を読んで「こうすればもっと良くなるんじゃないか」と自分から提案するくらいの姿勢でいると、仕事はもっと楽しくなります。
言いたいことを言っていい。やりたいことはやらせてくださいと言っていい。
そのくらいの積極性を見せてほしいです。
Kさん:
皆さんと一緒にいる時間は、家族より長かったりします(笑)。
だから私は皆さんと過ごす時間を大切にしたいと思いながら日々働いています。
同世代同士だけでなく、上の年次の先輩にもどんどん話しかけてほしい。
60歳を超えた大ベテランとすぐ近くにいる会社なんて、そう多くはないです。
そうした人たちの知恵を吸収できるくらいに、自分から声をかけに行ってほしいなと思います。
遠慮はいらないですし、もっと深く関わりあってみんなでテスクを良い会社にしていけたら嬉しいです。
――――――――――――――――
今回もゲストからおいしいスイーツの差し入れがありました♡
今回も会の終了後に話し足りない社員が残り、そこに仕事を終えた新たなメンバーも加わり、熱いトークが21時過ぎまで続いたようです^^
延長戦、毎回の恒例となってきましたね(笑)
ふらっと立ち寄って、上下関係なく気軽に話せる場として月1でオープンしているテスクカフェ。
次のテーマはなんでしょうか・・?お楽しみに!