CrossTalk
#03

社員座談会 中堅メンバー編

Profile

Iさん
流通第2システムグループ
グループリーダー
2002年入社
愛知工業大学 工学部
情報通信工学科

営業として東京事業所に配属され、2011年に本社の営業推進部に異動、幅広い業務に携わる。2017年より現部署にて主に卸売業・メーカー様向け販売管理システムの上流工程(要件定義)を担当。中小企業診断士の資格を持つ。

Mさん
小売第2システム部
部長
2003年入社
三重大学 教育学部
情報教育学科卒

プログラマー、 SEを経て、2009年に製品企画部に異動し、新製品の企画開発に携わる。2013年より現部署の部門長として、主力製品である小売業様向け基幹MDシステムに関する複数のプロジェクトを統括。

Oさん
小売第2システム部
専任システムエンジニア
2007年入社
中京大学 法学部
法律学科卒

入社以来一貫して小売業のお客様を担当。プログラマーを経て、既存・新規の各案件でプロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャーを経験。現部署では、新規顧客への基幹MDシステム導入プロジェクトを牽引している。

Nさん
製品企画・プロジェクト支援部
主任システムエンジニア
2010年入社
滋賀県立大学 工学部
材料科学科卒

プログラムの開発・設計や小規模案件のリーダーなどを経て、2015年より新規案件のプロジェクトリーダーを担当。2017年に基幹MDシステムの製品開発を担う現部署に異動となり、機能強化や改善プロジェクトに携わる。

THEME 01
キャリア形成

スキルアップや成長につながった仕事

Iさん : 私は東京での営業時代に卸売業様をターゲットとした営業活動をし、受注したプロジェクトの側面支援をする中で卸売業様固有の業務に詳しくなりました。そして、異動後の営業推進時代に、リテールテックJAPANへの出展をはじめ、社内業務システム導入、広報ツール制作、本社のリフォームなど、多くの社内プロジェクトに携わり、どうすれば物事が円滑に前に進むのか、どうすれば周囲を巻き込んで気持ち良く協力してもらえるのかといった「段取り力」を身に付けることができたと思っています。

Mさん : 私の場合は、入社7年目くらいに製品企画部で新製品を同時に複数リリースしたことが印象に残っています。企画から携わったこと、設計・開発・テストまですべて自分主導で取り組んだこと、外部ベンダーさんとの協働だったことなど、非常に忙しかったけれどすべてが面白く、あれから仕事の仕方が変わった気がします。

Oさん : 私のターニングポイントは若手だったプログラマー時代です。プロジェクトリーダーが諸事情で業務を離れ、今となっては難易度の低い案件でしたが一人で完結させなければいけなくなって。不安でしたが、私以上にお客様が不安を感じておられるかもしれないと思い、コミュニケーションを密にして徐々に信頼を得ていきました。以降、「お客様とともにつくりあげる」ということがやりがいになり、仕事も楽しく感じられるようになりました。今もお客様との信頼関係を最も重視して仕事をしています。

Nさん : 私は周りの人から「変わった」「シャキッとしてきた」とよく言われます。これというきっかけはないのですが、4年目くらいから任される仕事が増え、「もっと成長しなければ求められている仕事ができないぞ」という危機感から、視野を広げてプログラム以外の勉強もするようになりました。

THEME 02
改善活動

組織の力でお客様により高機能で・高品質なサービスを提供するために

Nさん : テスクでは社長交代があった2011年から、改善活動と呼ばれるQC活動に力を入れています。個人の力ではなく、組織の力でお客様により高機能で・高品質なサービスを提供できるようになることを目指し、誰もが同じレベルで設計書作成や保守対応ができるようになるためのルールづくりなど、部門横断型の選抜チームごとにテーマが振り分けられ、課題を改善する計画を立てて実行しています。

Oさん : かつては、プロジェクトごとに進め方が違ったり、設計書の粒度やテストの深さが異なっていたり、特定の人に起因するトラブルが起こっていたりと属人化の問題がありました。せっかく同じ業種のお客様に対して、同じパッケージをベースとしたシステム導入を行っているのに、プロジェクトごとに仕事の進め方が異なるという、今思えばもったいない仕事の仕方をしていました。

Mさん : テストパターンの洗い出し方など、テスク社内で議論だけではノウハウが不足していた領域については、外部コンサルタントを招いて勉強もしました。

Iさん : プロジェクトの進め方の手順とルールを策定し標準化を進めることにより効率が上がり、納期を短くできるうえに、品質も高めることができ、品質トラブルや納期遅延は激減しました。激減したものの、まだ課題はあるため、その解消とより効率を高めることを目指してQC活動を継続しています。

Oさん : 標準化することで資料が整ってくるので、その通りに進めるのはもちろんですが、自分なりにプラスアルファしたことをフィードバックすることで、標準化が日々強化されていくという面もあります。改善なので終わりはなく、常にバージョンアップをしていく感じです。

Nさん : 手順やルールが明確になったことで中途入社の方や新入社員に説明しやすい環境が整いました。人事異動があっても、同じルールを共有しているため自ずと仕事のやり方が統一される。メリットは大きいですね。

Mさん : 私は今、やや難しい要件定義の標準化を取り組んでいます。みんなが使ってくれるといいなと思ってやり方をまとめているんですけど、現実はなかなか使ってもらえなくて。ここについては、もう一歩といったところです。

Iさん : QC活動だけではなく、利用するテクノロジーについても新しいものを活用していこうという方針に変わりました。業務系システムは寿命が長いため、それに相応しい技術を取捨選別し、業界標準になりつつあるものを積極的に採用しようという方針です。

Mさん : 当たり前といえば当たり前のことですが、会社方針として明示してもらえているので、現場を預かる我々は非常に動きやすくなりました。

THEME 03
求める人材

仲間に加わってほしいのはこんな人

Iさん : 前向きな人、自分で考えて自分の意見を持てる人がいいですね。

Nさん : それと、コミュニケーションができる人。お客様としっかりお付き合いができれば、あとは勉強さえすればいずれは活躍できる環境ですし、社内の組織がフラットで、いろんな立場やキャリアの方と話をする機会が多いので。

Oさん : 私は、指示されたことだけをやるのではなく、本来の目的や本質を理解して行動できる人といっしょに働きたいですね。厳しい言い方ですけど、自分の考えがない人は流されて置いていかれてしまうので、テスクでは活躍できないかなと思います。

Mさん : テスクは早い段階で「お客様と会話ができるSE」になれる会社。そういう意味でも、身だしなみや喋り方など社会人としてちゃんとしている人だとうれしいですね。

Iさん : ほぼ全ての案件が直販で内製比率が非常に高いため、パッケージの企画開発から、導入プロジェクト、稼働後の保守サポートまで、一貫体制ですべてに携わることができるのも、テスクの良いところだと思います。

Mさん : 業種特化しているため、業務に詳しいSEという位置付けでお客様と接することになります。頼まれたシステムを作るだけではなく、業務改善まで踏み込んだ提案・システム導入ができるということも、これから入社される方にはやりがいのある点なのではないでしょうか?

Nさん : テスクの教育体制は非常に整っていると思います。テスク大学では書籍だけでは学べないことを、ベテラン社員の方が講師になって丁寧に教えてくれます。これから入社される方は、流通業の業務知識がなくとも、自分から学ぶ姿勢さえあればものにできると思います。

Oさん : お客様も私たちをプロとして見られます。それに相応しいスキルを身に付けていかなければと日々感じており、スキルアップを頑張っています。