導入事例
導入事例株式会社水野鞄店
【GROWBS】脱属人化！次世代へ、パッケージ標準システムの導入
- 企業サイトURL：http://www.mizuno-bag.com/
- 売上高：34億円
- 店舗数：4拠点（本社、東京支社、港物流センター、ベトナム工場）
- 事業内容：カバン製造卸事業
株式会社水野鞄店は、愛知県名古屋市に本社を置くカバン製造メーカー。1890年から卸問屋として事業を開始し、現在はカバン製造メーカーとして自社ブランド、OEM事業を展開している。ベトナムにも自社工場にて製造拠点を持つ。
【GROWBS】脱属人化！次世代へ、パッケージ標準システムの導入
- 企業サイトURL：http://www.mizuno-bag.com/
- 売上高：34億円
- 店舗数：4拠点（本社、東京支社、港物流センター、ベトナム工場）
- 事業内容：カバン製造卸事業
背景は、属人化の解消、新世代・時代への標準と拡張化
以下の3点から、新しいシステム導入を検討することになりました。
1. 属人化の解消、次世代向けの標準パッケージ
これまでは長年、受発注管理や在庫管理など基幹システムの一部を自社開発で対応してきました。そのため、EDI業務、ACCESSを用いた作業など、特定の担当者に依存している現状となっており、次世代の運用を考慮すると標準化パッケージに合わせる仕組みが必要と考えました。
2. 非効率な作業の改善
自社開発での対応のため、業務作業が非効率になっていることも課題感でした。例えば、自社でEDIや出荷・発注業務などを手組で取り組んでいたため、取引先様が増える度に時間と労力を費やしていました。
3.将来の拡張性
今後の法改正や将来への世代交代を考慮すると、担当者に依存しない標準パッケージに切り替える必要性を感じました。今後、在庫のデータ分析を適切に行うために、適正な在庫評価を実現しなければならないと考えました。
テスクの決め手は、パッケージ標準の適合度と信頼性
1.パッケージ標準適合度の高さ
テスクさんから提案のあった「GROWBSⅢ」は、自社システムとの適合度も高く、現状のベースを保持したまま標準化できる仕組みができると思いました。拡張のカスタマイズも少ない見込みだったため、コストを抑えられると感じました。
2.機能の充実性
作業面で最も課題であったEDI、出荷・発注業務を含む作業効率の改善、正確な在庫データの分析を実現できると感じました。定期的なバージョンアップアップとクラウド提供から、今後の法改正の対応もカバーできる点も良かったです。
3.流通業での実績と信頼
流通業へ長年システムを導入してきたテスクさんの実績が決め手となりました。従来の自社システムのサポート業務も実施いただいていたため、テスクさんなら安心という想いがありました。
導入後の成果
1.業務運用の標準化による、脱属人化を実現
今回の新システムの導入目的であった属人化の範囲が格段に減りました。「GROWBSⅢ」の導入でオープンなシステム環境となり、データベースに即時アクセスが可能であることや豊富なデータ入出力機能により、取引履歴の参照や分析などの操作性が向上しました。全体を通してExcelによる手作業を減らすことができ、世代交代に向けた基盤を作れたのは大きな効果だと思います。
2.EDIツールの統合、帳票作成で生産性とコストが最適化に
これまでのEDIは7つのツールを利用していたため、取引先様が増える度に負担が増加していました。EDIツールを1つに統合し、さらには自社でデータマッピングできることで、運用面とコスト面で効果を実感しました。また、帳票作成ツール「SVF」の導入により、帳票のレイアウトやデザインを自社で対応できるため、生産性と工数を最小化することができ、作業効率が各段に上がりました。
3.正確な在庫分析を行う、在庫評価の精度が向上
「GROWBSⅢ」の導入で在庫評価の精度が向上しました。これまでは在庫評価の際に間違った入力を手作業で修正していましたが、日次移動平均法による再計算の自動化、版権料のデータ作成の自動化により、適正な在庫評価が実現。適正な在庫評価により、粗利計算など以前より正確な在庫データ分析が可能となりました。また、出荷引当入力による出荷指示前の欠品状態の確認、出荷数の調整が可能となり、在庫欠品の頻度が減り在庫コントロールが効率良く運用できるようになりました。
今後の展望について
これまでのシステム開発は特定の担当者頼りの組織体制でしたが、今回の「GROWBSⅢ」導入により、次世代に向けた土台作りができたと思ってます。今後は、標準パッケージを最大限活用し、次の世代に引き継ぐ体制を強化していきたいと思ってます。
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※記載されている社名、商品名などは各社の商標登録です
ご提供した製品・ソリューション
消費財向け販売管理システム「GROWBSⅢ」
「創業以来蓄積してきたテスクのノウハウ」とオープンプラットフォームシステム「intra-mart」が融合してできた卸売業・メーカー様向けの販売管理システムです。量販店や飲食店などを顧客に持つ量販型卸売業様が必要とされる最大公約数の機能を備え、基幹業務システムの情報一元化・統合化により、IT戦略の礎を構築します。
帳票作成システム「SVF」
国内シェアNo.1の、30,500社以上に導入された実績のある帳票作成ツールです。SVFは、日本固有の複雑な帳票フォームの設計や、上位システムに蓄積されたデータと帳票フォームとをマージします。