小売業向け流通BMS対応ソリューション「Weeks-α」を新発売

 ～インターコムのインターネットEDI手順を採用し、流通BMSに対応～

　株式会社テスク（本社：愛知県名古屋市、代表取締役社長：梅田源）は、財団法人流通システム開発センターが仕様策定・発行している流通BMS（流通ビジネスメッセージ標準）に適合する小売様向けEDIソリューションの新製品「Weeks-α（ウィークス アルファ）」を3月上旬から発売します。なお新製品の流通BMS向け通信プロトコルについては、株式会社インターコム（本社：東京都台東区、代表取締役社長：高橋啓介）のEDI通信ミドルウェア「Biware（バイウェア）シリーズ」を採用し実現しています。

背景

流通BMSは、消費財流通業界で唯一の標準となることを目標に策定している、メッセージ（電子取引文書）と通信プロトコルおよびセキュリティに関するEDI（電子データ交換）標準仕様です。製（メーカー）・配（卸売）・販（小売）という流通三層間のシームレスな取引を実現することで、業務の効率化と高度化を目標としています。テスクは、小売業様やその対応取引先様からのご要望を受けて、テスクの基幹MD（マーチャンダイジング）システムパッケージ「CHAINSⅢ（チェインズスリー）」と標準インターフェースを持った流通BMSに完全対応するソリューション「Weeks-α」を発売いたします。

”Weeks-α”の概要

”Weeks-α”は企業間データ交換の標準化を強力にサポートする次世代EDIシステムです。小売業様の取引先様とのデータ交換を、標準メッセージに対応することで、EDI業務の効率化を支援します。

 ”Weeks-α”の特長

Weeks-αは、以下のような特長を持っています。

特長１： 流通BMSに対応し、標準メッセージ・通信速度向上で業務効率化を支援

流通BMSは旧来の手順のような公衆回線での通信ではなく、インターネットでの通信となります。今までのような専用通信機器がいらなくなり、通信速度が上がります。それにより、今まで通信速度がボトルネックとなっていた業務に関して、通信速度が向上することで早期に取り掛かることができるようになります。また業務プロセス・メッセージ項目の標準化で、個別プログラムの排除・伝票レス・入力作業の削減を実現でき、業務効率化を図ることができます。

特長２：あらゆるEDIに対応可能

流通BMSのEDIINT AS2、ebXML MS、JX手順から、旧来型EDI（JCA手順、全銀手順、全銀TCP/IP手順）まで対応でき、お客様のEDIニーズに合わせてお選び頂けます。発注・ASN・請求・支払・受領・返品のデータ交換に対応しています。

特長3： Web-EDIオプションを用意

取引先様には、流通BMSに対応できず、また旧来型の手順にも対応が難しい場合があります。そのような取引先様でもWeb-EDIオプションにより、Web-EDIでデータ交換を行うことができます。

今後の販売方針

 「Weeks-α」は、流通BMSの導入をご検討する小売業様に対し、年間10社以上の導入を見込んでいます。

会社概要

株式会社テスクについて

株式会社インターコムについて

”Weeks-α”に関する問い合わせ先

 株式会社テスク

営業推進　伊藤　満志

TEL：052-651-2131

 本ニュースリリースに関するお問い合わせ先

株式会社テスク

営業推進　伊藤　満志

TEL：052-651-2131

株式会社インターコム

営業本部 マーケティング部広報宣伝グループ山中 弘重、澤田 季治

TEL： 03-3839-6775

※interCOM は、株式会社インターコムの登録商標です。

※流通BMS、流通ビジネスメッセージ標準は、財団法人流通システム開発センターの登録商標です。

※その他、記載されている会社名、商品名は、各社の登録商標または商標です。

以上