導入事例
導入事例株式会社ダイユーエイト
(アレンザホールディングス株式会社)
【CHAINS】統合された基幹システムを採用し作業工数を大幅削減
- 企業サイトURL:https://www.daiyu8.co.jp/
- 売上高:430億円
- 店舗数:94店舗
- 事業内容:ホームセンター、オフィスエイト、ワンズサイクル、MAX事業
福島県を中心に90店舗を展開するホームセンターです。ペットショップやスーパーセンターなども展開されています。2019年からはアレンザHDの一員として「快適で豊かな暮らしの創造」をスローガンに業界を牽引されています。
【CHAINS】統合された基幹システムを採用し作業工数を大幅削減
(アレンザホールディングス株式会社)
- 企業サイトURL:https://www.daiyu8.co.jp/
- 売上高:430億円
- 店舗数:94店舗
- 事業内容:ホームセンター、オフィスエイト、ワンズサイクル、MAX事業
作業工数の削減を目指して、統合基幹システムを検討
当時、当社の情報システムは、商品マスター管理やEOS・POSなどのシステムをマルチベンダーで構築しており、それぞれ手作業でマスターの登録や発注の入力をしていました。
取扱アイテムが何十万点にもおよぶホームセンターの業態特性上、マスター登録や発注作業を手作業でやっていたのでは作業量は膨大となり、非効率でミスも多くなります。部分最適を志向して分散していたシステムを、全体最適を志向して統合一元管理できる基幹システムに刷新し、自動化を推進して作業工数の大幅な削減を目指しました。
また、株式上場を目指していたこともあり、内部統制の観点でもあるべき業務運用を確立し、それに相応しい情報システムを整備しなければならないという背景もありました。
一斉切替・本稼働を同時実現できる唯一の会社でした
1. 一斉切り替え・同時本稼働
過去の苦労を繰り返さないという意味でも、システムの移行・稼働に関しては一斉入れ替え・本稼働を前提とする同時稼働の実現が不可欠であり、それを前提条件にシステムベンダーを選定しました。この難条件をクリアできるベンダーがなかなか見つからない中、テスクだけは一斉切り替え・同時本稼働を提案してくれました。
2. 同業他社での成功事例・実績
短期間で確実に成果を出したかったため、システムベンダーには同業他社での成功事例や実績を求めました。テスクは経験が豊富であり、営業・SEとの会話も噛み合いました。
3. プロジェクト目的が実現できる
本来のシステムの導入目的が実現できるかについても重視しました。CHAINSは本部・店舗・分析の範囲をカバーしており、統合された基幹システムがマスター登録や発注入力などの作業を大幅に減らせる提案であると判断しました。
導入後の成果
1.発注の作業時間は半分以下に
CHAINSを導入したことにより、POSとEOSが統合され、マスター登録の時間も発注の作業時間についても大幅に削減されました。ホームセンターではカテゴリ(例えば日用雑貨とDIY用品)ごとに商品の販売サイクルが異なります。発注の自動化に取り組むにあたり、この違いを最適化するために実験や検証を繰り返し行う必要があり苦労をしましたが、それ以上の効果を得ることができました。店舗の担当者の作業は発注・在庫の数量確認だけに簡略化され、本来のメインの仕事である接客に目を向けられるようになり、サービスレベルが向上しました。
2.欠品率は70%以上減少、在庫も10%以上削減
効果は業務の効率化だけにとどまらず、欠品率・在庫の削減にも大きな効果が現れました。CHAINS導入前の欠品率は1.6%程度あったものの、現在では0.6%以下まで改善されました。販売機会損失が減っただけではなく、お客様の満足度向上にもつながっているものと思います。 発注ミスが減り、数値の可視化もできるようになったため、在庫の最適化も進み、在庫が大幅に減りました。少なくとも以前よりも金額ベースで10%以上は在庫が減少しました。
3.一元化・全体最適化の実現
CHAINS導入を機会に業務を標準化し、判断業務をできる限り本部に集中させることで、一元化・全体最適化を実現しました。本部集中型のオペレーションを実現した結果、本部から各店舗にタイムリーに指示・伝達ができるようになりました。部分最適から全体最適に、というプロジェクト目的を実現できました。
今後の展望について
導入当時は買取・自社設置型でしたが、現在ではホスティング形態で CHAINSを利用しています。商品管理・在庫管理の基盤とも言える基幹システムを安定稼働させつつ、DXに対応すべく周辺の情報系システムも充実させることで顧客対応力を上げていきます。

- 本社
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※記載されている社名、商品名などは各社の商標登録です
ご提供した製品・ソリューション
小売業様向け基幹システム「CHAINS Z」
「CHAINS Z」は、スーパーマーケット・ホームセンター・ドラッグストアなど中堅小売業に特化した基幹システムです。商品マスター管理、特売管理、発注・仕入、在庫管理、買掛管理、EDI、売上分析、POS・ハンディなどの店舗端末連携まで、小売業の主要業務を標準機能としてトータルにカバーします。1988年の初版リリース以来、累計400社以上の導入実績で蓄積したノウハウをもとに、MDサイクル全体の業務効率化と利益改善を強力に支援。日々の業務運用をシンプルに標準化し、店舗運営のDXを推進します。
店舗システム「SCOOP」
「SCOOP」は、小売業の本部と店舗をリアルタイムで情報連携し、店舗業務の効率化と標準化を実現する店舗業務支援パッケージです。店舗で発生する売場情報・作業指示・報告事項などを迅速に共有できるため、業務の抜け漏れや伝達ミスを防止し、現場の作業精度とスピードを向上させます。また、本部と店舗のコミュニケーション基盤として活用でき、店舗運営に必要な情報が一元化されることで、日々の店舗オペレーションをスムーズにサポートします。
分析システム「GRIP」
「GRIP」は、小売業のPDCAサイクルを効果的に回すために必要な基礎データを多角的に分析・出力できる分析システムです。部門分析、単品分析、POS分析、特売分析、取引先分析など、量販店が日常的に利用する主要な分析機能をドリルダウン形式で実行でき、必要な情報へ素早くアクセスできます。小売企業のデータ活用を支え、売場改善や販促施策の最適化に貢献します。