データ分析システム

流通業の現場で活用される「データ分析システム」について、求められる機能、選定時のポイントを簡潔にご紹介します。

データ分析システムとは?

データ分析システムとは、MDシステムで集めた部門実績や単品実績、販売管理システムで集めた得意先や商品毎の実績データを経営判断できるよう見せ方を加工し、売上・利益などの向上の為にデータを可視化するシステムです。

データ分析システムに求められる機能

■現状を把握する分析機能

現状を把握できる分析として、例えば、売上の分析、粗利(荒利)の分析などがあります。その他、自社が取り扱っている商品についての分析も求められます。

■業種業界向けの分析機能

チェーンストア様では部門分析・単品分析・時間帯分析などが求められます。卸売業様・メーカー様では、得意先分析・商品分析・組織別分析などが求められます。業種業界によって、管理の仕方が違いますので、それに沿った分析が求められます。

■応用的な分析機能

応用的な分析として、多種多様な分析手法が世の中には存在します。それらが出来るような分析機能を有しているか?また、自社にとって有益な分析なのかどうかを見極めた上で、必要に応じた分析機能が求められます。

選定時のポイント!

データ分析システムを選定する時のポイントは、主に以下になります。

業種・業界によって、見たいデータが変わるため、自社にマッチしたデータ分析システムか?

  • データの見せ方に工夫があり、アクションに繋がる分析システムか?
  • 自社でデータの抽出が自由に、もしくは容易に行えるか?
  • 画面上での照会の他、csv出力や紙への出力などがしやすくなっているか?
  • データ抽出までの時間(レスポンスタイム)は許容できるか?

昨今はビッグデータを利用する方向へ向かっていますので、上記において、自由度・柔軟性・早いレスポンスが特に重要となっています。

流通業に詳しい「話せるベンダー」か?

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