小売の輪理論

小売の輪理論

革新的小売業者が既存の小売業者のシェアを争奪するが、一巡すると次の革新的小売業者が生まれてシェアを奪われてしまうと言う、米国の経済学者マルカム・P・マクネアによって提唱された小売業態の進展を説明する理論です。
1.新業態はローコスト経営を実現し、低価格を武器に既存小売業の売上を奪って市場での地位を確立する。
2.その後には追随小売業者が登場して低価格は武器にならず、品揃えやサービスの向上などの競争になる。その結果、かつての革新的小売業者の低コスト・低マージン経営が高コスト・高マージン経営へと変化する。
3.そして必然的に価格が上昇していく局面で、次の新たな革新的小売業者がローコスト、低マージン、低価格で市場に参入し、かつての革新的小売業者の売上を争奪し、市場での地位を確立する。
このように、「輪」が一巡する都度、次の革新的小売業者が登場し、小売業の革新が進んでいくという理論です。