これからの販促にアプリが効果的な理由とは?新しい販促企画をご紹介

これからの販促にアプリが効果的な理由とは?新しい販促企画をご紹介

小売業はドメスティック(国内的)なので、人口減少が確実な日本では縮むパイを取り合う競争は一層激しくなります。

このような競合激化の中では、売上増加に即効性のある販売促進を企画立案して、直ぐに実施したくなります。

 

ところが一方では、過去には自ら考えたり他社の真似をしたりして、あらゆる方法をやり尽くした感があります。

以前なら効果があった販促企画は以前のような『ごりやく』は薄くなり、売上増加が期待できなくなったと感じておられると思います。

 

そこで、昭和から平成の主な販促企画を検証してメリットとデメリットを読み解き、令和になって脚光を浴びているスマホを使った販促アプリへの応用と見通しをご紹介します。

アプリを使った新しい販促企画の世界へお連れいたします。

 

今までの販促を検証するとは

日本のスーパーマーケット等小売業で、販促と言えば告知媒体は配達新聞折込チラシが主体です。

他には店内POPやテレビやラジオCMの利用も行われています。

これらを使って広告する手法には短期特価販売等が有ります。

 

短期特価販売は、対象期間の来店客に無条件で通常価格から値引きする手法(一部条件を付ける場合があります)です。

チェーリピッカー(特売商品のみを購入する客)の増加を招くだけで、本当に来店して欲しい客が思うほど集客できないと言った弊害が多くなっています。

 

一方で、特定客を対象にクーポンを発行して、チラシや店頭で告知を伴わずに来店を促す手法も有ります。

来店を促す効果的なクーポンは来店客にも手間をかけるので、クーポンなしの特売に比べて効果は限られます。

また、クーポンを利用したポイントの特別付与や粗品プレゼントも有るのですが、小売り側の作業量等を考慮すると費用対効果は薄いことが経験的にわかっています。

 

クーポンを配布するには会員登録をして頂く必要が有り、会員登録の常道として用いられる手法はポイントもしくはスタンプです。

今でも多くの例では会員カードを発行して、来店時に提示を要求し買上額に応じたポイントやスタンプを発行します。

しかし、利用動機としてポイントもしくはスタンプが有るから来店するのではなく、いつもの店舗で買い物するなら副産物としてポイントやスタンプを入手するためです。つまり、今どきは大半の店舗がポイントやスタンプを行っているので、ポイントやスタンプに集客効果は薄いのです。

 

そして、大型店舗で行われる販促として、ぬいぐるみショーや各種コンテストの様なイベントがあります。場所の問題や予想以上にコストが必要なので、敬遠されがちです。

 

つまり、過去には効果があった販促を検証すると、費用対効果が薄れているにもかかわらず、止めた時の反動が恐ろしくて続けているに過ぎないのです。

これらの古い販促のデメリットを克服して、新たな販促として効果的な手法がスマホアプリの利用です。

 

\なるほど納得!スマホアプリのメリットがわかる入門ガイド

\導入企業から学ぶ!/スーパーマーケット向けアプリに求められる機能ガイド

アプリを使った販促その1 異次元の取り扱いとは

小売店舗はプライス・ラインを少なくして、プライス・レンジを狭くすると来店客は安心して買い物をすることができます。

よって顧客の支持を得やすくなり、企業成長が期待できるのです。

そうは言っても、クリスマスや年末には、自店のプライス・レンジ範囲外の高額な商品を取り扱いたくなります。

この際に、普段の販売商品の隣に高額商品を陳列すると、折角イメージを形成している廉価販売は壊れてしまう危惧が有ります。

 

そこで、高額品はスマホアプリを利用して客注として扱い、サービスカウンターで渡すといった手法を採用するケースが増えています

そうすることで廉価イメージは維持しつつ、高額商品の販売による売上増加が期待できます。つまり、異次元商品(自店のプライス・レンジ範囲外)の取り扱いはスマホアプリを利用すれば良いのです。

アプリを使った販促その2 ひかえめなプッシュ通知とは

言うまでもなく、販促にはプル型とプッシュ型が有り、スマホアプリは効果の高いプッシュ型販促なのですが、多用すれば「オオカミ少年」になり、閲覧されなくなる可能性が有ります。

また、チラシに比べてアプリのプッシュ通知は情報量を少なくせざるを得ません。

 

よってスマホチラシとアプリのプッシュ通知を組み合わせて高い効果が期待できるのです。

しかし、この際にはひかえめなプッシュ通知が好まれます。

アプリを使った販促その3 満足から感動へ

来店するに際して、購入予定商品が期待通りの価格で提供できれば『顧客満足』になります。

そして、購入の予定が無かった魅力的な商品が店頭にあり、意外に安価だったら『顧客満足』ではなく『顧客感動』につながります。

そうなのです!小売業の基本オペレーションは、昔も今も変わらず「鮮度、価格、品揃え、サービス」の追求なのです。

 

ですが、ちょっと待ってください。基本オペレーション以外に『顧客感動』を受け取る方法は無いのでしょうか。

それが、『不特定多数』扱いから『当店にとってのお得意先様である〇〇様』として扱いを受ければ、来店動機にもつながり、買い物に感動するのです。

そのためには、アプリを駆使して『特定少数』として情報やサービスを提供すれば良いですし、アマゾンはAIを駆使して実施していることをご存じだと思います。

 

販促にアプリを利用すると、チラシやプッシュ通知、ポイントやクーポンはもちろん実現可能です。クリスマスケーキなど季節品の商品予約が手軽に行え、スクラッチカードなどのアミューズメント機能も提供できます。

 

さらに、レシピといった情報の提供とアンケートによる情報収集を行えば、来店客と店舗の距離が縮まります。アプリを使った多種多様な機能を駆使した販促を、適時適切に親近感を醸成させるように行えば、感動を呼び起こすことができるでしょう。

【まとめ】小売業の変わらないものと変化する販促アプリの関係

小売業の変わらないものとは、ダイエー創業者の故中内功氏が言ったといわれている「良い物をどんどん安く。」に表されている『鮮度、価格、品揃え』なのです。

アプリは市場の『鮮度、価格、品揃え』情報を収集して、店舗運営に生かすために使われるべきだと思います。

単なるポイント積算や特売情報送信の道具から、変わるべきなのです。

 

期待通りの商品やサービスを提供して『顧客満足』を獲得するのはもちろん大切なのですが、大衆の日常品でありながら、期待していた以上の鮮度や経験したことのない低価格の商品が購入できる店舗は『顧客感動』を与えます。

そして、魅力的な商品情報を欲しい人にひかえめな通知で届ければ良いのです。