【小売業】スマホアプリにおける、ポイント付与やクーポン配布の秘策とは?

【小売業】スマホアプリにおけるポイント付与やクーポン配布の秘策とは?

 

少し古い統計ですが、2019年のスマホの世帯保有率は80%を超え、個人所有率も70%に迫る状況です(総務省 情報通信機器の保有状況)。

この情報からわかることは、年齢や性別を問わずほとんどの人のスマホ利用です。

これに反して、ノート型PCやタブレット端末を持ち歩いて、街中で操作している光景を見ることは減りつつあります。

 

身近な情報機器と言えばパソコンからスマホになってきている中で、マーケティング用語では「リテンション」が注目を集めています。

つまり、小売企業が既存顧客との関係を維持していくための活動も、Webサイトやポータルサイト、メルマガやSNSからスマホの特徴を最大限に生かしたアプリに変わっているのです。

 

情報機器を対象にした販促は、未だにメルマガが大半を占めていますが、ほとんどが開封されずに消去されているのです。

多大な時間と労力を割いて作成したメルマガなのに、読者が魅力を感じないので即時ごみ箱行きの憂き目にあっているのです。

 

家庭や職場でPCに向き合う時は比較的暇な時間が少ないので、メルマガを開封して読む余裕が少ないから即消去されます。同じことがWebサイトやポータルにも言え、よほど興味を持った場合を除き、わざわざ訪問してまで見ないのです。

 

ところが一方で、電車やバスと言った交通機関や街中のカフェの光景を見ても分かるように、チョットした空き時間にスマホを取り出して利用しています。

ですから、プッシュ通知を読みWebサイトやポータルサイトへの誘導を受け入れるのです。

効果的なスマホアプリが、いかに小売業の販促に効力を発揮するかを解説します。

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ポイント付与はアプリ化が素敵

他店への“浮気”つまり競合店での購買を、自店に向ける販促にポイント付与があります。

〇倍セールや〇ポイントボーナスデイを実施して来店を促すのですが、障害になっていたのが“会員カードの提示”です。

 

会員カードを持ち歩こうとすると財布が会員カードで分厚くなり、会員カードを持ち歩かない顧客も増えてきています。

 

このような背景から、スマホアプリでポイント付与機能を提供すれば、いつも持ち歩いているスマホが会員カードの代わりになります。

利用顧客にとっては素敵なサービスになるのです。

 

また、会員カードの重複発行を避けるためやDMやメルマガの通知に利用する理由から、住所や名前、電話番号やメールアドレスと言った個人情報を収集します。

しかし、個人情報の取り扱いが大きな負担になっていますし、顧客も個人情報の提供に抵抗感を持つので会員拡大の障害になっています。一方、スマホアプリであれば個人情報の収集や登録は不要です。

 

さらには、カード媒体の劣化や紛失への対応も無くなるので利用顧客の増加に比例して増えるコスト負担からも解放されるのです。

つまり、小売業にとっても素敵な手段なのです。

アプリで配布するクーポンの魅力

小売業で発行されるクーポンは、割引券や景品引換券です。新聞や雑誌に印刷したり、折込チラシとして配布します。

顧客はクーポンを店へ持参してお得になるのですが、店舗としては来店して対象商品以外を購入してもらいます。

昭和の時代であれば、顧客は切ったり持参したりする手間を惜しまず来店したのです。

 

しかし時代は令和ですので、クーポンを切ったり持参したりする顧客は減っています。

しかし、スマホアプリでクーポンを配布すれば、顧客は手間暇を掛けずにお得になるので紙クーポンより魅力を感じます。

 

紙クーポンは配布対象顧客を絞り込むことが難しい販促です。

しかし、スマホアプリであれば購買状況や年齢性別の絞り込みが可能になるのみならず、配布のタイミングも顧客の状況に合わせて行えるので、店舗の販促効果は上昇します。

つまり、スマホアプリのクーポンは、小売店舗にとっても魅力的な販促手段なのです。

 

アプリなくして小売業の販促なし

小売業が展開しているホームページやメルマガなどの販促は、今どきの手軽な操作しか受け入れない顧客には見てもらえなくなっています。手軽な操作で得られる情報を受け入れる顧客には、“プッシュ通知”を提供しましょう。

プッシュ通知はアプリやブラウザの起動が不要なので、受け入れられる確率が数倍になるといった報告もあります。

 

プッシュ通知は対象を細かく選別する事ができるので、購買状況や年齢性別といった顧客属性に合わせた内容に変えることができます。顧客に合わせた内容にすれば、開封される確率は日を追うごとに向上するのです。

 

今や小売業にとって、スマホアプリを利用しない販促は無駄な投資になっています。

新聞広告や折込チラシは言うに及ばす、ホームページやメルマガですら効果が疑わしい販促になっていると言えるでしょう。

 

小売業は販促に対する意識を大胆に切り替えて、スマホアプリの採用がDX(デジタルトランスフォーメーション)への対応にもなるのです。

【まとめ】小売業向けスマホアプリにおける、ポイント付与やクーポン配布の秘策とは?

販促とは言うまでもなく『販売促進』の略称ですが、販売促進の最重要目的が来店客の増加です。

そして、来店客の増加は新規顧客の獲得より既存顧客の来店頻度をあげる方が容易であり、特に既存顧客の中でもロイヤルカスタマーつまり多くの買い物をする上位顧客の来店を誘導すれば高い効果を得られるのです。

 

年齢や性別、顧客属性を問わずに高い利用が期待できるスマホアプリは、プッシュ通知の開封率が高く、対象顧客を選別できるなどの他の販促手段には無いメリットがあります。既存顧客の来店頻度をあげて売上向上や経費削減に伴う利益確保に、とても効果的です。

 

一方、チラシや紙クーポンに比べると、スマホアプリの開発や運営に要するコストは相応に必要です。

また、相応なコストをかけて開発しても、顧客がスマホにアプリをインストールしなければ役に立ちません。

このインストールを促進するのがASO対策です。

 

ホームページやブラウザの閲覧を向上させる施策としてSEOが有るように、アプリストアの上位に掲示されるようにする秘策がASOです。

 

しかし、SEOとは違い検索上位掲示を目的とはぜず、アプリを見つけ易くして利用数を増やすことを目的にしています。

キーワードの選択と使い方やアイコン画面・スクリーンショットを工夫してレビュー評価の確認と対策を行えばアプリをダウンロードしてもらえる件数が増加します。

 

情報機器はメインフレームからパソコンになり、デスクトップPCがノートPCになり、モバイル化しています。つまり、情報を取得する機器は持ち運びながら、利用場所を選ばなくなってきたのです。

いつでもどこでも誰でもが生活の中で頻繁に利用するスマホのアプリが、販促の中心になるのは火を見るより明らかと言えるでしょう。