食品スーパーのチラシをアプリで見せた方が良い3つの理由とは?

食品スーパーのチラシをアプリで見せた方が良い3つの理由とは?

若年層を中心とした新聞購読率の低下は、昨今ついには購読率50%を下回ろうかというほどに減少の一途をたどっています。

またその影響は新聞社だけではなく、消費者の食生活を支える食品スーパーにとっても、もはや他人事ではありません。

 

その反面、いまや新聞にとって代わるほどの普及率の高さを見せているのが、「スマートフォン」です。

スマートフォンの普及率はここ近年特にめざましいものがあり、2021年にはついに大台の90%を超える、92.8%の普及率に至りました。

まさに時代の移り変わりを感じさせる新聞とスマートフォンの流行り廃りの様子ですが、実は食品スーパーの世界においても今、新聞チラシからアプリを活用したアプリチラシへとまさに変化をしています。

 

しかしながら、新聞とスマホ、折込みチラシとアプリチラシとの関連性や新聞・スマホの普及率の影響は一体どういったものがあるのでしょうか。

今回は、食品スーパーのチラシをアプリで見せるメリットと3つの理由をご紹介させていただきます。

新聞とスマホ、折込みチラシとアプリチラシとの関連性とその影響

まず新聞とスマホ、折込みチラシとアプリチラシの関連性、その影響について見ていきましょう。

新聞とスマホは、新聞はご存知の通り、2000年を境としてこれまで20数年間に渡り、購読率の減少の一途をたどってきました。

2000年から2020年までの20年間の減少数は何と、2000万部にもなると言われており、これは新聞全盛期2,000年のおよそ37%にもあたります。

 

逆に2010年頃の登場から今なお普及率を上げ続けているのが、スマホです。登場から急速に普及率を上げ続け、直近の2021年では過去最高の92.8%の普及率を達成しました。

また世間一般的には高齢者のスマホ普及率はまだまだ低いイメージがあるかと思います。

しかし、実は2021年には65歳以上におけるスマホ普及率も85%以上となり、全世代に広く使われるメディアをなりました。

また新聞購読率の衰退とスマホ普及の背景にはいくつか要因が存在すると言われていますが、その中でも最も大きな要因が“インターネットの普及”だと言われています。

2010年頃までは情報収集のメイン媒体を担っていた新聞が、スマホ普及に伴うインターネットの拡大により、取って代わられることとなりました。

このように、新聞とスマホはそれぞれ反比例の関係となっており、新聞購読の空いた穴をスマホが埋めていくような関係性が想定できますね。

 

では、つづいて折込みチラシとアプリチラシの関連性はどうでしょうか。

まず、折込みチラシについては新聞普及率と比例するように購読率の低下に陥っています。

また、特に若年層顧客については新聞購読の習慣が無いためか、特に折込みチラシの効果が薄い層として知られています。

加えて、折込みチラシのメイン顧客となる層の顧客の高齢化により、今後折込みチラシの効果はますます薄れていくことが想定されます。

 

その反面今の若年層の間には新聞や折込みチラシに代わる情報メディアとなるスマホの存在が欠かせません。

現代の多くの若者は新聞で情報収集を行わない代わりに、スマホを用いてSNSやインターネット、アプリなどから情報を収集し、店舗に来店し、買い物を行っております。

つまり、折込みチラシとアプリチラシの関係性も、新聞とスマホと同じような将来のカタチになると考えられます。

では次に、食品スーパーのチラシはアプリで見せた方が良い、その理由を見ていきましょう。

 

食品スーパーのチラシはアプリで見せた方が良い理由1) 若年層への効果

食品スーパーのチラシをアプリで見せた方が良い最大の理由は、アプリを使った販促効果には、チラシ効果が薄いと言われる若年層の顧客を店舗に誘引する効果があるからです。

若年層顧客は高齢層顧客がこれまで新聞折込みチラシを購読して店舗に来店していた時と同様に、インターネットを介したいくつかのメディアを見て、店舗に来店されます。

 

その中でも特にアプリというものは、当時の新聞と同様に一人1台のスマホを保有している現代においては、あって当たり前の慣れ親しんだ存在なのかもしれません。

若年層が得意とするアプリからチラシを配信することで若年層のチラシ閲覧数が増加し、来店動機に繋がります。

 

食品スーパーのチラシはアプリで見せた方が良い理由2)  チラシのコスト削減

食品スーパーのチラシをアプリで見せた方が良い理由、2点目としては、折込みチラシのコスト削減が挙げられます。

新聞購読率の低下に伴い折込みチラシの効果も減少してきています。

ただし「一気にやめたら集客が総崩れしてしまうのではないか」とか、「チラシの効果が薄れてきたので、少しコストをかけてチラシを作成したいけど、これ以上コストをかけて作ったチラシで集客できなったらどうしよう」とか、こういったジレンマは食品スーパー様には馴染みの深いものかもしれませんね。

 

これまでの食品スーパーの考え方としては、集客ツールの主力は間違いなく新聞折込みのチラシでした。

しかしながら、時代の変化とともに折込みチラシから徐々にアプリチラシに移りつつあるのも、間違いではありません。

それでしたら、折込みチラシを継続しつつ、アプリチラシを始めることが一番理想的なのかもしれませんね。

 

しかしながらこれまで通りの枚数の折込みチラシを刷り続けたとして、一向に状況は良くなりませんよね。

そこで重要なのが、アプリチラシの閲覧回数を注意深くチェックしながら、アプリチラシ集客効果を見ながら、徐々に折込みチラシを減らしていく方法です。

この方法であれば、万が一の際にも集客が一気に悪くなることは無く、場合によっては以前よりも低コストで集客増が見込めます。

よって、食品スーパーのチラシはアプリでお見せすることをお勧め致します。

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食品スーパーのチラシはアプリで見せた方が良い理由3) アプリの役割の変化

食品スーパーのチラシをアプリで見せた方が良い理由はまだあります。

是非ここまで読んだ皆様にもイメージをしていただきたいのですが、お気に入りの小売店のアプリを想像してみてください。

おそらくそれは、“読んで楽しい、見ていて楽しい”アプリや、“小売業側から顧客に合った様々なお得情報やニーズに合った情報を配信してくれる”アプリではないでしょうか。

中には“思いっきり購買意欲を高めてくれるような素敵な演出がある”アプリなどは、きっと素晴らしいアプリなのだと思います。

 

つまり、現代において“アプリはただの情報発信・チラシツール”ではないということです。

顧客の多様性が拡がる現代において、アプリはもはや、顧客満足度の向上・カスタマーエクスペリエンスの実現には必要不可欠な重要ツールとなっています。

顧客のデジタル体験の広がりにより、アプリの役割が変化しているのです。

だからこそ、“チラシをアプリで見せる”ことをアプリ活動の入り口として、アプリを通して様々な体験を提供するアプリが大変増えてきているのです。

具体的には、皆さまも次のようなデジタル体験をアプリでしたことはないでしょうか?

アプリでのデジタル体験 事例紹介

実際にアプリでのデジタル体験で顧客満足度が上がる、一例は下記の通りです。

・チラシ閲覧をきっかけにアプリを立ち上げ、久しぶりにアプリを立ち上げたらアプリから特別クーポンが付与される

・クーポンがきっかけで、店舗に来店する気になった

・お会計ではポイントカードをアプリ連携しているため、カードが要らない

・帰宅後アプリを見てみると、購入履歴と一緒に購入商品の使い方を書いたメッセージがアプリに届いている

 

いかがでしょうか。

これぞまさにアプリを活用したカスタマーエクスペリエンスの完成を想像いただけたかと思います。

このような3つの理由から食品スーパーのチラシは、アプリで見せた方が絶対に良いのです。

チラシ閲覧から顧客体験に繋げるためにも、食品スーパーのチラシはアプリで見せることをお勧めいたします。

まとめ

「食品スーパーのチラシをアプリで見せた方が良い3つの理由とは?」と題しまして、食品スーパーのチラシはアプリで見せた方が良い理由についてご案内を致しました。

食品スーパーのチラシの閲覧形式は、新聞メディアがスマホに大きく変化をするのに伴って、折込みチラシからアプリチラシへ、今まさに大きく変化をしようとしています。

 

特に若年層を中心に非常に高い普及率を誇っているスマホを活用したチラシ閲覧というものは、現代においては、もしかしたら必要不可欠なものなのかもしれませんね。

アプリを通してチラシを見ることをきっかけに、今まで以上の素晴らしいサービスが増えてくるのであれば、一般消費者目線で言えばもはやアプリを導入しない理由はないのかもしれませんね。

 

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