不明ロスの原因と事例。原因を把握して利益管理を強化したい
「棚卸をしないと正確な荒利が把握できない!」よく聞く話です。何故でしょうか?
基幹システムで正確に在庫管理をしていれば、こんなはずはありません。
不明ロスの原因と事例。原因を把握して利益管理を強化したい
量販店小売業の場合、在庫の評価を”売価還元法”でする事が多く、実態と理論の在庫金額のズレがあればあるほど、荒利の正確性はどんどんなくなります。
その一番の原因がロスと言われるものになります。
一般的なロスの例は・・
- 廃棄ロス(賞味期限切れなどで廃棄した金額)
- 見切りロス(値引きして販売した値引分の金額)
- 値下げロス(在庫商品の価格を改定した差額の金額)
- 万引きロス(万引きされた分の金額)
- 不明ロス(原因不明で失った分の金額)
- チャンスロス(品切れ等で、売れるはずであったが在庫がないケース)
(4)~(6)はなかなか把握するのが難しいロスの種類です。
しかし、荒利の正確性を失うロスの種類は(1)~(3)が多くを占めると思われます。
この(1)~(3)のロスをしっかり把握する事と経験値で(4)・(5)のロス率を設定する事で、棚卸を実施しなくても荒利の精度はかなりあげられます。
よって、(1)を簡単に入力するしくみと(2)・(3)を自動的に算出するしくみ(自動売変)を構築することがこの課題の解決策となります。
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