小売業アプリの選び方のポイントとは?その種類とお客様の声から課題・問題点を解説
小売業のアプリも普及がかなり進んできていますが、いざ導入を検討する際に、「自社にあったアプリをどう探したらいいか?」に悩まれている企業様もいらっしゃるのではないでしょうか。
小売業と一口に言っても、百貨店やコンビニ、スーパーマーケットなどの総合小売、アパレル店やドラッグストア、家電量販店などの専門店など、多様な業態があります。
小売業のアプリを導入検討する際のポイントを、いくつかの視点や実際のお客様の声で課題・問題点も交えてわかりやすく解説いたします。
目次
小売業アプリの種類
小売業のアプリは大別して、以下の種類があります。
- 総合小売アプリ コンビニ向け
- 総合小売アプリ スーパーマーケット、ホームセンター向け
- 専門店アプリ アパレル店向け
- 専門店アプリ ドラッグストア向け
- 専門店アプリ 家電量販店向け
それぞれのアプリについて、簡単に特長を述べます。
〇総合小売アプリ コンビニ向け
コンビニ向けは機能が豊富で、アプリによっては決済機能や簡易POS機能を持っているものなど、企業独自アプリならではの作りとなっています。
〇総合小売アプリ スーパーマーケット、ホームセンター向け
スーパーマーケット向けアプリ、食品スーパー向けアプリ、ホームセンター向けアプリは、企業や業態によって若干の違いはありますが、大きくはチラシ、お知らせ、クーポン、店舗検索といった基本機能を中心としたアプリとなっています。
アプリによっては、スーパーマーケットのお惣菜やおせち、クリスマスケーキなど季節商品の予約機能を持っているものや、ホームセンターの工事やリフォーム受付などの機能を持ったものもあります。
〇専門店向け アパレル店向け
アパレル店アプリは、チラシお知らせといった機能に加え、アパレル店ならではの商品別の店頭在庫表示や、コーディネート支援機能など持ち合わせているアプリもあり、顧客満足度が高くなっています。
〇専門店向け ドラッグストア向け
ドラッグストア向けはスーパーマーケット、ホームセンター向け基本機能に加え、ドラッグストアならではの処方箋受付機能や、ポイントギフト交換受付機能を持った利便性の高いアプリもあります。
〇専門店向け 家電量販店向け
家電量販店向けはデジタル会員証やクーポンなど基本機能が主ですが、人気商品の抽選予約機能や修理受付ページへの遷移機能など、家電店ならではの機能を持っているアプリが多いです。
以上のように小売業スマホアプリといっても種類別にそれぞれ特長の違いがあることがわかります。
それでは、次から、小売業スマホアプリの導入を検討する際の選び方について、業態別、困りごと別に分けてみていきましょう。
小売業アプリの選び方 その1(業態別)
まずは業態別にみていきましょう。
ここでは対象企業が限定されているコンビニ、ドラッグストア、家電量販店向けを除く、スーパーマーケット、ホームセンター、アパレル店別に導入検討する際に重視しておきたいポイントを挙げていきます。
〇全業態(スーパーマーケット、ホームセンター、アパレル店)共通のポイント
- 会員カード、ポイントカードとの連携ができること。
- チラシ、お知らせ、クーポンといったお客様への販促アプローチ機能を持っていること
- 来店を促すお楽しみ機能(スタンプ、ガチャ、スクラッチなど)を持っていること
- 店舗検索機能
〇スーパーマーケット
- 総菜オードブル、おせちクリスマスケーキなどの商品予約など、スーパーマーケットならではの機能をもっていること
- ネット通販(EC)機能で非対面の買い物形態にも対応できること
- 小売業、特にスーパーマーケット業界でのアプリ導入実績があり、サポートチームが現場のオペレーションに対する知見やノウハウを有していること。
〇ホームセンター
- リフォームや独自サービスの受付、遷移機能を持っていること。
- ネット通販(EC)機能で非対面の買い物形態にも対応できること
- 小売業、特にホームセンター業界でのアプリ導入実績があり、サポートチームが現場のオペレーションに対する知見やノウハウを有していること。
〇アパレル系
- 店舗在庫検索や、コーディネート支援機能等の機能。
- アパレル業界に導入実績が豊富なこと。
上記のように、必ず押さえておきたい共通のポイントに加え、業態別の独自ポイントがありますので、
小売業アプリを検討する際には、ぜひ参考にしていただきたいと思います。
小売業アプリの選び方 その2(困りごと別 お客様の声で問題点・課題もご紹介)
次に、実際にお客様からお聞きする困りごと別、お客様の声で問題点・課題もみていきましょう。
あてはまる方は、ぜひ参考にしてください。
<主な困りごとや、お客様の問題点・課題>
〇お客様にダウンロードして使い続けてもらえる満足いくアプリにできるか、不安。
アプリが会員証(ポイントカード)の代わりになる、アプリ会員だけのクーポンがもらえる、お店に行きたくなるちょっとした機能(お楽しみ機能)を持っている、といった機能を網羅したアプリであれば、自然と店頭告知や口コミからアプリダウンロードが増えて、継続して使っていただけるアプリにすることができます。
〇カード会員にアプリに移行してもらえるか?間違いなく移行するには?
店頭告知やアプリの会員証移行支援機能により、既存カード会員にアプリを知ってもらう施策や会員番号の入れ間違えなどを防ぎ、多くのお客様に安全にアプリへの移行をしてもらえることができます。
また、上記施策(店頭告知や会員証移行支援)のアドバイスをしてくれるアプリ開発会社であれば、より安心してアプリ導入、運用をすすめていくことができます。
〇汎用アプリの従量課金が重荷になってきている
お知らせなどのプッシュ通知が従量課金ではなく、月額固定制のアプリであれば、従量課金を気にせずに毎月、日々の販促企画立案と実行ができます。
〇商品予約の点数が多く、商品の未受取人数や在庫の管理が大変。
小売業アプリには、スーパーマーケットに特化したものもあり、商品予約機能を持ったものがあります。
アプリで予約された情報が企業側でも集約されデータ管理されるので、商品予約に関する受付、未受取管理、在庫数の把握等が容易になり、業務を省力化することができます。
〇Webページで様々なサービスを用意しているが、なかなか利用してもらえない
外部のWebページに遷移するバナーやリンクを自由に貼り付けられる機能を持ったアプリであれば、アプリを入口として既存のWebページへお客様を誘導することができ、利用率を上げることが期待できます。
【まとめ】小売業アプリの選び方のポイントとは?その種類とお客様の声から課題・問題点を解説
いかがでしたか?小売業アプリといっても多種多様なアプリがありますが、業態別、困りごと別にアプリを検討する際のポイントをわかりやすくお話させていただきました。
スーパーマーケット、ホームセンター、アパレル店そのほか、抑えたほうがよい基本的なポイントと独自のポイントを踏まえて、自社アプリ導入検討の際には御社にあった最適なアプリを見つけていただければ幸いです。
本日お話した小売業アプリについて、特にスーパーマーケットとホームセンター向けに特化したアプリとして、弊社の「Safri」をご紹介します。
弊社のアプリは全業態に共通で必要な基本機能のほかに、スーパーマーケット、ホームセンター向けに必要と思われる機能も搭載しておりますので、多くのお客様でお困りの点を解決できるアプリとなっております。
また月額固定料金のため、様々な販促や、商品予約等に関する業務など一部の社内事務処理の効率化等も一定の経費の中で対応していただけます。
もし、ご興味がございましたら、資料ダウンロード、または当社までお問い合わせください。
さいごまでお読みいただきまして、ありがとうございました。