売価違いが多く、お客様の信用を失ってしまう。売価違いを防ぐ方法は?

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 お客様がレジで精算をする際、表示価格(チラシ、棚札、値札、POP等)とレジでの価格が違うとなると… 安ければお客様はほとんど何も言いませんが、高いとなるとこれは信用問題に発展し、お客様の逆鱗にふれます。(当然です)
 しかし、こんな単純なミスが、多くののチェーンストアで普通に発生しています。私も消費者として経験したのは1度や2度ではありません(怒!)
では、なぜこんな単純なあってはならないミスが発生するのでしょうか?現場の方からはこんな声が聞こえます。

 ・店舗でマスター売価を打ち間違った(打ち漏れた)
 ・バイヤー指示を聞き間違えた。(転記ミスをした)
 ・店舗特売(インプロ)の価格を戻し忘れた
 ・本部やバイヤーが間違って入力または指示した
 ・POSや本部のシステムがおかしく、ちょくちょくおこる・・(原因不明)
 ・コンピュータがやってるから分からない

「人のせいですかー!」って言いたくなりますが、実際はこんなもんです(笑)
では対策は?
上記原因をつぶして一元管理すれば、大丈夫!って声が聞こえますが・・・ 確かにその通りです。
数年前には電子棚札(ESL)なるものが登場し、レジの価格をそのまま液晶表示するものも登場していますので、これでかなり売価違いは解消できます。

 しかし!

電子棚札導入店舗でも、POPは立派にたってます!(そこまで連動してる?)
結局転記作業はしてるんですよね。だから根本まで解決されてません。
そう。。解決するには「元からたたなきゃダメ!」なんです。

売価が変わると何をしなきゃいけないか・・ 特売の場合で考えてみましょう!
(各々の企業で異なるとは思いますが、一般論としてご了承ください)

 まず、特売マスターに商品の売価を登録します!
 それにともない・・

  ・POSレジの売価の変更
  ・特売が終わったら、POSレジを定番売価に戻す。
  ・計量器のマスター売価変更
  ・チラシの作成依頼(売価の連絡・指示)
  ・その商品の定番在庫があれば、在庫分の売価変更伝票起票
  ・特売終了後在庫があれば、その分の売価変更伝票起票
  ・POPの作成
  ・店舗用特売一覧表(企画書・指示書)の作成・送付
  ・電子棚札システムへの売価データ送信

 等々・・ 売価が変わったら、同時に発生する作業が多くあります。

これらを、人の手で運用すればするほど、売価違いという問題が発生します。
私の知っているスーパーマーケットでは、これらを全て連動させ、オートメーション化しています。売価を変えれば、POSレジに
日付付で売価が送信され、POPシステムへデータがいき、売価変更伝票が自動起票され、販促部へチラシデータとして転送さ
れ、必要に応じ、棚札の発行や計量器にもデータがいくようになっています。
このように、一つのアクション(元となる作業)で全てが自動的に連動し変更されるしくみづくりで、この売価違いというお客様の
信用を失ってしまう問題は、ほぼ解消できます。