在庫引当がリアルタイムでなく、精度上がらないため、削減や適正化ができない・・

在庫引当がリアルタイムでなく、精度上がらないため、削減や適正化ができない・・

在庫管理の目的は、『出来るだけ少ない在庫(最小在庫費用)で最大の利益(サービス率の維持・向上)をあげる』事であり、在庫が多過ぎても少な過ぎても問題が発生します。

また、在庫状況の把握として、『どこに、何が、いくつあるか』という事は、在庫管理の基本となります。

とは言っても、在庫は全ての商品の動き(出荷・返品・仕入・その他)の結果であるので、少しでも異常なデータが発生したり処理漏れにより正確には把握できなくなります。

 

在庫管理するにあたって、自社としてどのレベルで管理するかを決める必要があります。

 

[管理レベルとして]

  • 倉庫別商品別
  • 倉庫別商品ロケーション別
  • 倉庫別商品入荷別
  • 倉庫別商品ロット別

 

等なのですが、基本として倉庫別商品別になります。

また、在庫数量を把握する方法としては、状況・タイミングによりいろいろな角度から見る方法があります。

 

その在庫数量の捕らえ方として

  • 有効在庫・・・受注可能な在庫(受注済みを差し引いた在庫)
  • 実在庫・・・・・即時売上・出荷可能な在庫(実際に倉庫の棚にある現物在庫)
  • 帳簿在庫・・・売上・仕入計上と連動した在庫(自社の所有在庫)
  • 予定在庫・・・先付受注や発注残の入荷予定等の情報を加味した将来の在庫
    (先付け日付毎の増減を見る在庫)

 

上記の在庫数量は、それぞれの処理タイミングで在庫引当・在庫計上を行い把握できる在庫です。

在庫分析をするには1つの角度でなく、いろいろな角度より在庫を把握しその分析に合った在庫数量を利用して在庫をコントロールするといいでしょう。

また、過大在庫やデッドスックなどの在庫商品の分析には、その商品の最終出荷日や入荷日の情報より判断することも可能となります。

 

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