業務効率・生産性が高いシステムを次期導入したいが、どの検討すべきか

既存の基幹システムを止めて新たに基幹システム 再構築するには、大変な努力が必要となりますが、現状のいろいろな課題点を抱えたままのシステムを運用するより確実にメリットがあると思います。

それは、現状のシステム内で課題点を改善・実現するには大変な手間や時間が掛かって遅くなったり、ミスの発生が多くなるケースが良く見られるからです。

 

さらには、新しいシステムでは、簡単に実施できたり処理時間が大幅に改善されることにより運用上で大きなメリットになる場合もあるからです。

しかしそれを実現するためには、次期システムの要件を明確に定義する必要があります。

新システムの要件を明確にするためには

  • システム化範囲の設定、システム化のステップ設定
  • 現状分析(現行の課題・問題点の洗い出し)
  • 問題点・課題点に対する改善策の検討(新機能の検討含む)
  • 次期システム化の目標設定
  • 将来構想の設定(第2次システム化以降の構想)等

 

また、新しい機器や業務を対象とする場合が多いので、新システムに対する必要要件の整理も必要です。

新システムでの必要要件

  • 信頼性、安全性
  • 拡張性、将来性
  • 稼動実績
  • 安定性、堅牢性
  • 運用性、操作性
  • セキュリティ等

 

特にPCサーバーの場合は、安定性や将来のOS変更に伴うリスクを考慮する必要があります。

初期コストを抑えて、かえって運用コストて高くついたという話もよくありますので、TCO(トータルコストオーナーシップ)を考慮する事がとても大切であると言えます。